火入れ、そしてまったりと
いよいよ火入れです。

火を燃やす場所は図の様な位置で、炎が直接ドラム缶の中に入らない様に気を付けながら熱風だけを送り込みます。
子供から大人まで、交代で火を絶やさず燃やし続けます。
火遊びなんてめったに出来ない子供達はひときわ熱心でした。
しばらくするとエントツからもくもくと煙が立ち上ってきます。
写真の窯は「竹」を炭にしているもので、竹の水分や成分が煙となって出てくるのです。
それを真に穴を開けた竹の筒にとおして成分が冷却されて垂れてきたものを集めます。
これが「竹酢液」(木だと「木酢液」)です。 なめると酸っぱくてお世辞にも良い味ではありませんが、農薬の代わりに植物の消毒として使ったり、お風呂に入浴剤の様に入れたりといろいろと使い道があります。
煙が青白くなり、熱気を帯びて乾いた感じがしてくるまで熱風を送り続けますが、この間にせっかくの焚き火なので「ダッチオープン」を使って料理をしたりお菓子の缶を使って「鑑賞炭」を作ったりしました。
鑑賞炭は缶の中に「日用品」「木の実」「野菜」など炭になりそうなものなら「折り鶴」まで炭にしました。
ん、日が暮れるとなにやら手に頬を染め始めましたねっ・・・(笑)
この、まったりと過ぎる時間がとてもステキでした。
本来一週間くらいかけて焼く炭ですが、一昼夜に短縮しての作業とはいえ、忙しい日常からちょっとだけ離れることができました。
日暮れ頃には殆どの窯で煙が青白くなり、熱気を帯びましたので、一斗缶のふたを閉めて焚き火を中止しました。
あとは炭自身の熱で炭化するまで燃えます。
この日は宇和島市住吉町にある「南予青年の家」で舎営しての研修でしたが、メインの夕食は女性陣が腕によりをかけて作って下さいました。
ちなみに買い出しに出かけた人の話で大うけしたのが、スーパーのエレベーターで一緒になった若い女性に「くさい」と露骨に言われたという話でした。
私も自宅へ帰って気づいたのですが、炭焼き作業で全身が薫製状態となっていたのです(~_~;)

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